原題:Tenderness
著者:ロバート・コーミア
発行:1998年
自分の居場所を探して家出をくり返す15歳の少女ローリと、両親を殺し、他にも少女殺しの疑いをかけられている18歳の少年エリック。二人の出会いと思いがけない旅の先に、待っていたのは絶望か、救いか…? ヤングアダルト小説の鬼才コーミアが、十代が抱く「誰かとつながりたい」という切実な願いと、心の闇とを圧倒的な迫力で描く話題作。
<感想>
どこかの洋画のノベライズを読んでいるような印象。
決してつまらないワケではありませんが、なんというか軽すぎて、この内容をあえて文字で読む楽しさを感じることができませんでした。
この作品は小説より映画の方が向いているんじゃないでしょうか。
エンタメ作品として、自分が読む分にはまだ面白さもなくはないですが、子供に読ませたいと思えるような要素は皆無の作品でした。
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