児童文学 | ミッシング

原題:The Lost
著者:アレックス・シアラー
発行:2004年
ジョナは、消防車を追いかけた。そして行方不明になった。・・・ぼくは、あいつを取り戻す。アレックス・シアラーの描く、ふたりの少年の友情と喪失と希望の物語。

<感想>
可もなく不可もなく。
プロットありきで書かれたような筋がまずあまり好きではないのと、人物描写にそれほど深みもなく、ストーリーもどこかで見たような感じのもので、小説としての面白さをこの作品から見出すことができませんでした。
あと、周りの大人たちに対するジョーの考え方がどうにも好きになれなかった。
なんでも他人のせいにするアナの考え方を批判的に語るけど、それは自分自身にも言えることなんだとジョーに気づいてほしかった。