原題:Das fliegende Klassenzimmer
著者:エーリッヒ・ケストナー
発行:1933年
ボクサー志望のマッツ、貧しくも秀才のマルティン、おくびょうなウーリ、詩人ジョニー、クールなゼバスティアーン。個性ゆたかな少年たちそれぞれの悩み、悲しみ、そしてあこがれ。寄宿学校に涙と笑いのクリスマスがやってきます。
<感想>
中心となる5人の少年たちをはじめ、それぞれの登場人物たちがみんな魅力的で、楽しく読めました。
ただ、“ほっこりして終わり”というか、読後にガツンと残るものはあまりなかった。
この作者の作風なのか、負の要素がすっぱり排除された物語なので、あまり深みを感じなかったのかな。
まぁでも、こんなハッピーな物語もたまにはいいかも。
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