児童文学 | ユタとふしぎな仲間たち

原題:ユタとふしぎな仲間たち
著者:三浦哲郎
発行:1971年
満月の夜、噂の妖怪“座敷わらし”に会うために、旅館の離れに泊まるユタ(勇太)。そして、ついに出会ってしまった“座敷わらし”ペドロとその仲間たち。 彼らとの交流は、いったい夢なのか現実なのか?“座敷わらし”と友だちになった、ユタの時空を超えたふしぎなできごととは・・・。転校先でいつもひとりぼっち だったユタが、勇気ある少年へと成長していきます。
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児童文学 | シーラカンスとぼくらの冒険

原題:シーラカンスとぼくらの冒険
著者:歌代朔
発行:2011年
地下鉄に乗りこんだシーラカンスは、まぼろしか、妖怪か・・・!? 幼なじみのアキラと、自由研究で調べはじめたマコト。謎を解き、「師匠」と呼んでシーラカンスと友だちになった二人は、一緒に冒険に出かけることになり・・・。忘れられないひと夏の、友情と冒険の物語。
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児童文学 | 肥後の石工

原題:肥後の石工
著者:今西祐行
発行:1965年
九州地方には、江戸時代末期に石だけでつくられた、美しいアーチ型のめがね橋が数多くある。その石橋づくりには、つらい過去とたたかいながらも、命をかけて弟子たちを育てた名職人・岩永三五郎の物語がかくされていた。
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児童文学 | ひげよ、さらば

原題:ひげよ、さらば
著者:上野瞭
発行:1982年
ある日突然記憶を失った猫のヨゴロウザ。たどりついた所はナナツカマツカの丘と呼ばれる小さな山の中。一癖も二癖もある猫たちが喧嘩ばかりしながら暮らしている。おりしも、“タレミミ”率いる野良犬の集団と猫たちが、縄張りをめぐって一触即発の不穏な空気。猫族は団結して野良犬軍団に立ち向かわねばならない。リーダーはお前だ!夢と冒険に満ちた壮大な物語はこうして始まる―。
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児童文学 | 熱風

原題:熱風
著者:福田隆浩
発行:2008年
聴覚障害を持つ孝司と病気で頭髪を失った中山は、中学二年生。あるテニスの大会で、この二人がダブルスを組むことになった。猛練習をするが、頑固で負けず嫌いの二人は反発するばかりだ。そして、試合数日前になって中山が雲隠れをしてしまい、とうとう試合当日になってしまった。中山がコートに現れることを、 孝司はひたすら信じて待つが・・・。ダブルスを組む孝司と中山。立ちはだかる敵よりも二人の熱い闘いから、眼が離せない!
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児童文学 | カラフル

原題:カラフル
著者:森絵都
発行:1998年
生前の罪により、輪廻のサイクルから外されたぼくの魂。だが天使業界の抽選にあたり、再挑戦のチャンスを得た。自殺を図った少年、真の体にホームステイし、自分の罪を思い出さなければならないのだ。真として過ごすうち、ぼくは人の欠点や美点が見えてくるようになるのだが・・・。
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児童文学 | きよしこ

原題:きよしこ
著者:重松清
発行:2002年
少年は、ひとりぼっちだった。名前はきよし。どこにでもいる少年。転校生。言いたいことがいつも言えずに、悔しかった。思ったことを何でも話せる友だちが欲しかった。そんな友だちは夢の中の世界にしかいないことを知っていたけど。ある年の聖夜に出会ったふしぎな「きよしこ」は少年に言った。伝わるよ、きっ と──。大切なことを言えなかったすべての人に捧げたい珠玉の少年小説。
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児童文学 | ぼんぼん 全一冊

原題:ぼんぼん 全一冊
著者:今江祥智
発行:1973年
突然の父の死。祖母の死。そして戦争がはじまった。日々の暮らしのなかで何が変わり、何がなくなっていったのかを、多感な時期を迎える”ぼんぼん”洋の 目をとおして語る。さまざまな人間模様、危険なできごと、淡い恋心――。力強く生きぬく少年の姿を、大阪弁にのせて、ていねいに描いた作者の代表作。
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児童文学 | 星の牧場

原題:星の牧場
著者:庄野英二
発行:1963年
銀河の星くずの砂原を愛馬ツキスミが走っている-。記憶を失って山の牧場に引き揚げてきた鍛工兵モミイチは、戦地インドシナ半島で世話をしていた馬のことだけは鮮明に覚えていた。
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児童文学 | うさぎの庭

原題:うさぎの庭
著者:広瀬寿子
発行:2010年
修は、自分の気持ちがうまく話せない。心をうちあけられるのは、飼っているうさぎのチイ子だけ。そんな修は、古い洋館に住むおばあさんに出あい、少しずつ自分の思いを話しはじめた・・・。勇気とは、友情とは、自信とは―? 修の心の成長を繊細に描く物語。
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児童文学 | そして、カエルはとぶ!

原題:そして、カエルはとぶ!
著者:広瀬寿子
発行:2002年
むずかしい病気になって入院ばかりしていた弟の良が帰ってきた。とうさんとかあさんは口ぐちに言う。「良がどんなにがんばってきたか、わかるよね?」 わかるさ、でも、ぼくはがんばってこなかった? 兄弟の愛情溢れる物語。
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