原題:Trollkarlens hatt
著者:トーベ・ヤンソン
発行:1948年
長い冬眠からさめたムーミントロールと仲よしのスナフキンとスニフが、海べりの山の頂上で黒いぼうしを発見。ところが、それはものの形をかえてしまう魔法のぼうしだったことから、次々にふしぎな事件がおこる。
<感想>
翻訳がなんだか直訳っぽくて、読みづらい部分があったのがちょっと残念でしたが、自分が良く知っている、ほのぼのとしたムーミンの物語でした。
個人的には「小さなトロールと大きな洪水」や「ムーミン谷の彗星」のようなちょっとヒヤリとした雰囲気の物語の方が好みではありますが、こちらはこちらで、のほほんとした雰囲気が楽しくて良かったです。
結局、じゃこうねずみのいれ歯がどんな風に変わったのか、気になるなぁ。
児童文学 | たのしいムーミン一家
